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トゴットメバル   とごっとめばる

メバルにそっくりだが、体色が赤く背の斑紋が明瞭です。よく似たものにウスメバルがあります。市場では両種とも「オキメバル」の名で流通し、区別はしません。メバルよりも深い海に住みます。

食べ方
メバルと同様に煮つけが最高で刺身、塩焼き、唐揚げなどにもされます。煮物にすると最高に美味しいです。

栄養
トドットメバルに含まれる脂質にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)等の高度不飽和脂質酸が含まれています。また、コラーゲン、ビタミンA、アスタキサンチンなどを含有しています。

サッパ   さっぱ

頭の大きい魚です。体表にはうろこがなく、粘液でおおわえています。数が少ないので水中観察には容易ですが、見事な保護色で海底の砂泥底に溶け込み、慣れないと見つけにくいです。

食べ方
姿に似合わず、肉は透明感のある美しい白身です。淡白で味は上品。本種の風味が強調される天ぷらは逸品で、魚類の中でも郡を抜きます。

栄養
ネズミゴチは高蛋白で、皮膚や粘膜など肌の健康に欠かせないビタミンAとナイアシン、ミネラルのリン・カリウムが比較的多く含まれています。

ヒレコダイ   ひれこだい

ママカリの名で有名になった魚です。体が扁平で、コノシロに似ていますが、背びれの糸も黒い紋もありません。あまりの美味さにご飯が足りなくなり、隣の家に飯を借りに行くので「ママカリ」の名が付いたのこと。

食べ方
酢漬けは瀬戸内の名物です。また焼き魚や寿司種としても美味しくいただけます。コノシロよりやや淡白な、サッパリとした珍味魚です。

栄養
サッパはビタミンA・D・B12などを含んでいます。また、不飽和脂肪酸も豊富であり、含有量は脂肪量に大きく左右されます。

カラスフグ   からすふぐ

当地ではボゼと呼ばれる高級魚です。楕円形で左右に扁平。頭が小さく、鼻先が丸くなっています。体表からネバネバした体液を出し、粘液が多く透明なら良い、など鮮度を見極めるバロメーターになります。

食べ方
白身で柔らかく、脂もよくのっており、煮付けや塩焼きなど美味しいです。四国では寿司種としてよく使われます。バター焼きとの相性が良いです。くせのない美味しい味なので蒸し物、煮付けなど各種の調理法で賞味されます。

栄養
良質なタンパク質です。アミノ酸のバランスが良く、脂質はイワシより少ないですが、脂質にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)等の高度不飽和脂質酸が含まれています。

オオサガ   おおさが

頭部に大きな耳石を持つことから、「石持ち」などとも呼ばれます。水深100m程度の砂泥底にすみ、小さいものはもっと浅い場所で見つけられます。ニベの仲間は鳴く魚として有名で、「グウグウ」ととても大きな音を出します。

食べ方
かなり美味な魚で、一般的に塩焼きで食べますが、鮮度の良いものは刺身にして食べます。日本では燻製品の原料に利用されていますが、黄海ではニベ類の宝庫で、特に中華料理では重要な素材となります。ニベ類の鰾を干した「魚肚(ユイトウ)」はフカヒレと並ぶ高級素材です。

栄養
ニベ類は鮮度が低下しても筋肉タンパク質が安定しています。そのためかまぼこなどとして強い弾力を出します。ニベの当地では高級かまぼこの原料となります。

ネズミゴチ
ねずみごち

地方名でメゴチと呼ばれることが多いです。、標準和名にメゴチとついた別の種類が存在します。どちらもコチと呼ばれますが、真のコチに縁の近いのは後者のほうで、分類学上は両者は系統的に縁の遠い別の種類です。

食べ方
白身で天ぷらで食べると美味しいです。また、新鮮なものは刺身で食べたり、味噌汁や粕汁に入れるといいダシが出ます。ムニエルやフライ、フリッターなどの洋風料理にも合います。

栄養
良質なタンパク質です。またビタミンやカルシウムを含んでおり、煮物などにしてカルシウムを多く摂取する調理法もおすすめです。

ギンダラ ぎんだら

小型のイカで、銅は太くて短いです。海底の傾斜が急な地域に多く、体表に発行器が点在し、暗闇で光ります。富士湾は多くのホタルイカが集まり、美しいので、天然記念物に指定したほどです。

食べ方
生食が美味です。生きたホタルイカをしょうゆに漬けた沖漬けも旨いです。また、照り焼、炒め物、天ぷら、佃煮、南蛮漬け、からし酢味噌あえなど様々な調理法でいただけます。

栄養
ビタミンA・Eが非常に多く、タウリン・亜鉛・銅・ビタミンB2・B12も多く含有しており夜盲症・貧血・動脈硬化、視力低下、肝臓病、味覚障害、口内炎・老化などの防止に効果的です。

ゴマソイ ごまそい

現在日本でハマグリとして流通しているのは、ほとんどが“シナハマグリ”か近縁の“チョウセンハマグリ”になります。日本に昔からいた“ハマグリ”は激減し、国内では絶滅状態になっています。

食べ方
すばらしい風味のだし汁が出るので、吸い物や鍋物で賞味されます。また、肉も大きく美味なので、焼きはまぐりはよい調理法といえます。また、洋風ナラブイヤベース、パエリアなどが美味しいです。

栄養
ハマグリにはアラニン、グルタミン酸、グリシンといった甘味と旨味を出す成分が豊富に含まれていますので、煮汁などですべてを摂取できる調理法でいただくのがおすすめです。これらのアミノ酸は体の疲労をとるだけでなく、脳の疲労を癒してくれる効果があると言われ注目されています。

ホッコクアカエビ ほっこくあかえび

殻は前後にやや長く、放射状の筋があります。色や模様は変化に富み、左右の殻で色や模様が異なるものさえあります。また、アサリもハマグリと同様に激減しており、アジアから輸入して補っています。

食べ方
美味しいのに価格が安くお手頃です。アサリの良さは特にだしに有り、短時間で濃厚なだしが出るので、過熱時間を短めにするのが調理のコツです。汁物、蒸し物、いため物、炊き込みご飯などと、用途は広く賞味できます。

栄養
良質なタンパク質を含んでいます。また、アサリに含まれる、アミノスルホン酸のタウリンは、血液をサラサラにしてくれることで有名です。血中の余分なコレステロールを排出してくれるので、動脈硬化の予防に役立つ食品であると言えます。

ムラサキイガイ むらさきいがい

ヨーロッパ原産の貝です。船底に付着し、日本では1930年代から増え始め、現在は全国各地に住みます。水滴方の黒光りする貝で、岸壁などに丈夫な足糸で付着しています。

食べ方
本場のフランスやイタリア料理などで使用されます。ブイヤベースやパエリアなどには欠かせない旨みの元となります。また、焼いたり味噌汁に入れても美味しくいただけます。

栄養
タンパク質の含有量が多いです。また脂肪もあります。

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